Team Artist 平和豆知識

  みなさんこんにちは🌟 12月2日 は 奴隷制度廃止国際デー です。 これは 1949 年の 12月2日 に、人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約が採択されたことにちなんで決められた日です。   奴隷というものは禁止されました。   しかし、奴隷とみなされている人、いわゆる現代奴隷が今現在もいる状況です。 現代奴隷 とは、強制労働や人身売買、性的搾取、強制結婚などをさせられている人たちのことをいいます。 世界で何人くらいるのでしょう？ その数4600 万人。そのうちの7割が女性で、25％が子どもなんです。   実際本当に縁遠いことだと思う人も多いと思います。 そこで slavery footprint というサイトを紹介します。   ここでは 11 個の質問に答えると、自分の生活がどのくらいの現代奴隷に支えられているのかが分かります。 普通に生きてると思っているのに、その数の現代奴隷の人に支えられていると考えると、とても身近に感じますよね。   気になるサイトは こちら からチェック！    

  　先週、核兵器禁止条約に日本が批准していないということをお伝えしましたが、 私たち大学生になにかできることはないのかと考えた人もいるのではないでしょうか？ 　今日は私たち大学生にできる活動をお伝えします。 　みなさんはヒバクシャ国際署名というのをご存じですか？この署名は核兵器禁止条約に すべての国が参加し、最終的には核兵器の完全廃絶を目標をしています。 　私たちがこの署名のためにできる活動は２つあります。 　まず1つ目はこの活動を知って広げることです。TwitterやInstagramでこの活動の存在を 広げることで、署名人数を増やし、核廃絶に少しずつ近づけることができます。 　2つ目はその名の通り署名です。オンラインで名前、住所、住んでいる国を送信するだけで 署名することができます。実際に直筆で名前を書かなくてもだれでも簡単に署名できて しまうところがすごいですよね。 　このように核兵器廃絶のために私たち大学生にできることはたくさんあります。 　小さなことでも自分たちにできることは行動に起こしていきましょう。

今年も１１月が終わり１２月……、年末年始の予定はもう立てましたか？ さて、前回の平和豆知識では「化学兵器の歴史」についてお話しました。 今回は、日本に住む私たちにとって他人事ではない「 核兵器 」についてお話します。 みなさんは今年10月24日に「 核兵器禁止条約 」の発効が決定されたのをご存じでしょうか？ その名の通り、核兵器を法的に禁止する国際条約のことです。 国連で採択されたこの条約ですが、国連加盟国の2/3を超える122ヵ国の賛成により採択されました。 勿論日本もこの「核兵器禁止条約」に批准する……と思いたいですが、実際はそうではないんです💦 その理由は日本の同盟国である アメリカ にあります、皮肉にも日本はアメリカの 核の力 によって安全を保障されてるからなんです……。 もし日本が条約に批准するとなると、隣国の核の脅威に晒されることになりかねません。 しかし、先月の１１月に大統領選挙で、ジョー・バイデン氏が当選したことで風向きが変わりそうです。 バイデン氏は８月６日の広島原爆の日に、 「広島、長崎の恐怖が二度と繰り返されないために、核兵器のない世界に近付くよう取り組む」 との 声明 を出した、今後日本が「核兵器禁止条約」に批准する日も近いかもしれません。 次回は、大学生である私たちができる活動はないのか、紹介していきます。

  こんにちは！ 最近は冷え込みが強くなってきましたね、風邪をひかないように注意しましょう⛄ 今回ご紹介するのは 化学兵器の歴史 についてです。 毎年１１月３０日は「 化学兵器による全ての犠牲者を追悼する日 」とされています。 化学兵器と聞くと昔の話のように感じられるかもしれませんが、 今も世界で頻発しているテロや紛争でも使われる物なんです。 過去に日本でも地下鉄で毒物を散布したテロ事件が起きてしまったことは皆さんご存じかと思います。 そんな「化学兵器」、一体いつから使われている物なのか想像したことはありますか？ 1914年に勃発した第一次世界大戦で使われたイメージが強いですが、 実は化学兵器の歴史は 紀元前 までさかのぼると言われています。 最初に化学兵器が使われたのは明（当時の中国）の戦争で香辛料が使われたのが始めと言われています。 殺傷力のある兵器としては、古代ギリシアで紀元前431年～紀元前404年にアテネイとスパルタの間で起こった ペロポネソス戦争 で亜硫酸ガスが使われていたそうです。 化学兵器は決して私たちが住んでる世界と別世界の話というわけではありません。 次の平和豆知識は化学兵器の１つ、「核兵器」についてです。