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教師として差別と向き合うこと

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前回の「差別」の内容に引き続き、今回は、実際にこのようなことが起きた場合に、教師としてどのような対応が求められるのかについてお話しします。 学校で起こる差別は子どもたちが外国人に対して 「自分とは違うんだ」 といったように 多様性 を認めることができないということが主な原因だと考えられます。 そのため、教師として外国人差別を生み出さないためにできることは、 お互いの違いについて理解し、多様性を認識してもらうこと だと思います。 また、外国人と一緒に過ごすときにはどうしても「 言葉の壁 」ができてしまいます。実際に外国人が編入してきた場合、まずはじめに日本語教育が行なわれます。ここでできるだけ早く「言葉の壁」をなくすためにできる工夫として、 ICT を効果的に活用することで視覚と聴覚に訴えかけたり、携帯用通訳デバイスを使用し、母国の言葉も取り入れながら指導することができます。 教師として大切なことは、 ただ差別や偏見を軽減することだけでなく、社会の多様性を認めた相互理解のために教育を実践していくこと です。もう一度差別を起こさないために何ができるのか、考えてみてはいかがでしょうか。