身近な貧困
こんにちは、今回は「感染症と貧困」というテーマでご紹介していきたいと思います。現代の社会において、コロナウィルスの流行によって貧困が深刻化してしまったことは皆さんもご存じだと思います。
このような世界的な感染危機は経済に大きな打撃を与え、私たちの生活を苦しめています。特にひとり親世帯や低所得の子育て世帯が大きな打撃を受けました。世界規模で見てみると、新型コロナウィルス感染症の拡大により、極度の貧困がここ数十年で初めて増加し、2020年には、新たに1億1,900万~1億2,400万人の人々が極度の貧困へと追いやられています。これを聞いて皆さんはどう感じましたか?量的には多いと感じる一方で、身近なこととしてはあまり考えられないと思います。しかしながら、現在日本では、子どもの「7人に1人」がぎりぎりの生活を送る貧困状態にあると言われています。こちらのデータの方がより身近に感じますね。
そして、この状態を放置することによって進学格差や収入格差が生まれ、その子どもたちが将来築いた家庭も再び貧困に陥る可能性が高くなります。子どもの貧困と聞くとどうしても発展途上国の飢餓を思い浮かべがちですが、私たちの住む日本にも貧困問題を抱えた子どもたちがこれだけ多くいる、ということがわかりますね。
まず私たちにできることとして、貧困で苦しんでいる子どもたちがどれほどいて、どれほど身近な存在であるか、について知ること、身近な支援方法としては購買においてあるユニセフ募金が挙げられます。その他にも、コロナウィルス感染症によって貧困に陥っている人々を支援している団体があります。これらの団体は学習支援、食事支援、安心できる場所の提供など、様々な角度から支援を行なっています。下に団体名を記載しておきますのでぜひチェックしてみてください!
・認定NPO法人 カタリバ
・認定NPO法人 フローレンス
・認定NPO法人 抱樸
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