貧困問題に対して私たちができること リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 6月 30, 2021 先週までは、SDGsとユニセフの関わりやSDGsの中の貧困についてを説明しました。今週は、その貧困問題に対して私たちができることを紹介します。 アンケートに答えると、gooddo株式会社というところから「貧困に苦しむ子どもを支える」活動をしている人たちや団体に10円が寄付されるサイトです。30秒で終わるので、皆さんもぜひやってみてください!https://gooddo.jp/magazine/sdgs_2030/no_poverty_sdgs/5178/ リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
教師として差別と向き合うこと - 11月 09, 2021 前回の「差別」の内容に引き続き、今回は、実際にこのようなことが起きた場合に、教師としてどのような対応が求められるのかについてお話しします。 学校で起こる差別は子どもたちが外国人に対して 「自分とは違うんだ」 といったように 多様性 を認めることができないということが主な原因だと考えられます。 そのため、教師として外国人差別を生み出さないためにできることは、 お互いの違いについて理解し、多様性を認識してもらうこと だと思います。 また、外国人と一緒に過ごすときにはどうしても「 言葉の壁 」ができてしまいます。実際に外国人が編入してきた場合、まずはじめに日本語教育が行なわれます。ここでできるだけ早く「言葉の壁」をなくすためにできる工夫として、 ICT を効果的に活用することで視覚と聴覚に訴えかけたり、携帯用通訳デバイスを使用し、母国の言葉も取り入れながら指導することができます。 教師として大切なことは、 ただ差別や偏見を軽減することだけでなく、社会の多様性を認めた相互理解のために教育を実践していくこと です。もう一度差別を起こさないために何ができるのか、考えてみてはいかがでしょうか。 続きを読む
義務教育前の教育について - 1月 16, 2022 突然ですが、 みなさんは幼稚園や保育園に通っていましたか?今回は 義務教育前の教育につい て の豆知識です。 みなさんは ペリー就学前プログラム を知っていますか?これはアメリカの心理学者ワイカートらがミシガン州のペリー小学校付属幼稚園で行ったプログラムです。プログラムでは 教師1人に対して5.7人の児童数 という低比率で就学前教育を行い、平日に2.5時間の教育の提供と家庭訪問を行いました。またこのプログラムに登録された子とされない子を約40年近く追跡調査し、学校教育終了後の社会生活においての比較を行いました。 結論から言うと、就学前教育を実施された子がさなかった子よりも学校の中退や留年、少年非行の割合が低く、それに加えて社会人になった後の収入や持ち家率が高くなっており、生活を豊かなものにしているという実例が報告されています。 小さい頃からの教育が学習上だけではなく、 社会的責任にも効果を 発揮 している重要な根拠になっています。このほかにも 非認知能力 という、忍耐力や協調性、計画力など内面の部分も成長が著しいと報告されました。 このことから考えたいことは、日本での幼児教育は子どもの成長にはなくてはならないということです。近年、20歳未満の子どもによる犯罪が増えていますが、解決のカギがこの就学前教育にあるのかもしれません。 今月は教育について毎週違う視点からお話ししていきます。次週も楽しみにしていてください。 続きを読む
世界的に流行しているコロナと貧困 - 12月 19, 2021 前回は感染症と貧困というテーマで、貧困に苦しむ人たちを支援する団体をいくつか紹介しました。今日は 世界的に流行しているコロナと貧困 についてお話ししたいと思います。ユニセフは12月8日、新型コロナウイルス流行により、さまざまな形の貧困状態に陥った子どもが世界で推計1億人増えたとの報告書を発表しました。経済面だけでなく、教育や健康、衛生などの面で不十分な状態を含めて 「貧困」 と位置付けました。こうして状態にある子どもは、2019年と比べ、約10%も増え、 約11億人 に上ると推計し、子どもの生活水準が新型コロナ流行前に戻るには、少なくとも7~8年かかると分析しました。コロナ拡大に伴い、日本でも学校学校が一斉休講になったことはみなさんも記憶に新しいと思います。その期間、給食がなくなったため保護者は仕事に行けなかったい家庭も多く、仕事を失ったり、生きる希望すらなくなる人も出るなど多くの人が大切なものを奪われたのではないでしょうか。格差や貧困がますます広がる中で、この問題に対してどんな支援が求められているのか、社会の仕組みや制度はどうあるべきなのかみなさん自分事として考えてみてはいかがでしょうか? 来週は貧困地域は外国だけなのか、日本は本当に貧困のない国なのか、みなさんにとって新しい発見となる内容を紹介するので楽しみにしていてください。 続きを読む
コメント
コメントを投稿