大食い動画で罰金!?

 


動画サイトでも見かけることが少なくない大食い動画、実は今中国で投稿してしまうと罰金になってしまうかも?
そんなびっくりするような法律が先月中国で可決されました🍽

「2021年4月29日、中国の全国人民代表大会(全人代)は食品の浪費を禁止する「反食品浪費法」を可決した。公布と同時に施行するという。」
大食い動画の投稿者には最大170万円、過剰な注文をさせた飲食店には最大17万円の罰金が科せられるという。

中国でのテーブルマナーは日本とは真逆とも言える部分があります。
日本では食べ残しをすることは「料理が美味しくなかった」という意味になり失礼に当たりますが、中国ではその逆で全部食べると「まだ食べ足りない」という意味になってしまうのです。

中国では2013年に宴会の食べ残しを中心とするフードロス対策で、食べ残しを撲滅する「光盤運動」が起こり、また2020年には習近平氏により「食べ物節約令」が発出されました。今回可決された「反食品浪費法」もこれが発端となっています。

フードロス問題は単に食糧問題だけでなく、食品ごみの処理による温室効果ガスの増加にも影響を与えています。
フードロス問題は日本に住む我々にも無関係ではないので、皆さんも小さなことから対策していきましょう!


参照:

井出留美. "大食い動画で罰金170万円 中国で食料危機?「反食品浪費法」の背景とは". yahooニュース. https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20210430-00235464/, (参照 2021/05/20)

渡邉里英. "日本と真逆!?中国では料理を少し残すのがマナー". オリーブオイルをひとまわし. https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/02/post-949.html, (参照 2021/05/20)


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